WWW(World Wide Webシステムにおいて、通信プロトコルHTTPを用いてWebページ等の情報(HTMLや画像等)送信を行なうコンピュータ・システム、あるいは、HTTPによる情報送信機能を持ったソフトウェアだけを意味する場合もある。Webサーバは、HTML文書や画像、音声、動画などの情報を蓄積しておき、Webブラウザなどのクライアントソフトウェアの要求に応じて、インターネットなどのネットワークを通じて、これらの情報を送信する役割を果たす。多くの場合、クライアントのウェブブラウザとの間に複数のコネクションを張り、HTMLドキュメントとその配下の個々の情報ファイル(画像ファイル情報など)を並列して送り、処理時間を短縮してサービスを提供している。当初のWebサーバは、あらかじめ用意しておいたテキストや画像ファイルを送出する機能しか持たなかったが、現在は、要求に応じて、サーバ上でプログラムを実行し、結果をクライアントのWebブラウザに送信する動的ページ生成の機能や、データベースと連携したトランザクション処理機能などを持っている。CGI(Common Gateway Interface)やSSI(Server Side Inclusion)などの技術を用いた拡張機能は歴史が古く、最も一般的に利用されている。Java言語を利用したJavaサーブレットやJSP等の技術、Microsoft社の独自技術であるASPなどを利用して、動的ページ生成を行なうWebサイトも増えている。Webサーバソフトウェアで最も人気があるのは、全世界の有志プログラマが共同開発しているフリーソフトウェアのApacheで、インターネット上のWebサーバの過半を占めるといわれている。企業内のイントラネットではMicrosoft社のIIS(Internet Information Services)の人気が高い。