SIPS (Strategic Internet Professional Service)とは、ネットビジネスへの進出を計画する企業と契約し、ネット戦略の策定から経営コンサルティング、Webデザイン、システムの構築・運用など、進出に必要な全ての業務を一社で一括して請け負う業者。従来は別々の企業が手がけることの多かった「ビジネス戦略」「Webデザイン」「情報システム」の3つの要素の全てについて専門性を有し、企業戦略全体をネット対応に転換する支援を行なう。アメリカで生まれた業態で、従来のコンサルティング会社やWebデザイン会社、システムインテグレータなどが業容を拡大させていくうちに、総合的なe-Bussiness支援企業となった例が多い。代表的なSIPSとしては、Razorfish社、Sapient社、Scient社、Xceed社、などがある。インターネットが一般に普及し始めた1990年代中頃頃から発展した業務形態であるが、2001年にドットコムバブルが崩壊し、SIPSの倒産が相次いだため、アメリカ式の大規模なSIPSが日本で本格的に根付くに迄には至らなかった(電通と合弁で設立しようとした電通マーチファーストは、marchFIRST社の倒産により失敗に終わった)。日本でも活動している代表的なSIPSとしてはネットイヤーグループやScient社などがある。