ESI (Edge Side Includes)とは、キャッシュサーバがWebページを部分的にキャッシュするための技術およびサービス。Oracle社やAkamai Technologies社などが規格を策定し、Akamai社などが対応する配信サービスを提供している。従来のキャッシュサーバや配信サービスはページ単位でキャッシュサーバにコピーを作り、要求に応じて配信する仕組みであるため、Webアプリケーションなど、ユーザの入力に応じてサーバ側で処理を行ない、その結果ダイナミックに内容が変わるWebページの場合は、配信を効率化することは難しかった。この問題を解決するため、ESIでは、Webページの構成要素である各コンポーネント毎にキャッシングルールを設定してWebページを部分的にキャッシュできるようにし、さらに、Webページのコンポーネントを定義するマークアップ言語の記述に基づき、キャッシュ上でWebページを動的に組み立てる。コンテンツ更新時は、ページ単位ではなく、コンポーネント単位で更新できるようにする。キャッシュされた分はキャッシュサーバーより、更新された部分は本来のWebサーバーから、そしてWebページ全体はESIでダイナミックに組み立てるので、動的コンテンツ配信においても高いパフォーマンスが得られる。