Camino(カミノ)は、Mozilla Foundationのレンダリングエンジン(Webページ描画プログラム)であるGeckoエンジンを採用した、Mac OS Xで動作するウェブブラウザ。Geckoを採用したウェブブラウザとしては唯一のCocoa(Mac OS X用のアプリケーションを構築するためのフレームワーク)ネイティブなアプリケーションであり、青と白を基調とした外観とタブブラウジング、ポップアップ広告のブロックと軽快な動作を特徴としている。同じGeckoエンジンを搭載するFirefoxと比較されることが多く、Firefoxより拡張性は劣るものの、速度面ではCaminoが圧倒的有利とされる。Universal Binary(互換性のない複数のCPUで実行できるように各CPU用のプログラムを同時に格納した形式)で配布され、インテル製CPU搭載Macintoshにも対応している。名称はスペイン語の道に由来する。このブラウザはMozilla FoundationのCamino Projectによりオープンソースで開発が進められている。英語版のほか、日本語を含む多言語版が公開されている。以前はChimeraと呼ばれていたが、商標上の問題により現在の名称に変更されている。バージョン1.5では、スペルチェック機能、ブラウザ終了時の状態を復元できるセッション復元機能などが新たに搭載された。Camino同様にCocoaに対応し、Caminoとよく似た外観のメーラーであるCorreo(ベースはMozilla Thunderbird)が開発中であり、2007年1月にバージョン0.1が公開された。