電子商取引(EC)の一種で、一般消費者同士が直接取引を行なう「C to C(Consumer toConsumer)」の代表的な形態。出品者はWebサイト上に、商品の名称や写真、状態、最低価格、入札期限、配送方法、支払方法などの情報を掲載し、入札者が現れるのを待つ。期限内に最も高値を提示した入札者が商品を落札し、出品者と電子メールなどを使って連絡を取り合い、商品と代金を交換する。これら一連の処理を行なうためのシステムと「場」を提供し、出品者から手数料を徴収する事業が急速に伸びている。米国でeBay社が開始し、大成功を収めたことから、世界中に広まった。オークションを運営している事業者には、eBay社のような独立系や、Yahoo!などの大手ポータルサイトなどがある。出品や落札を無料にして、サイト内に掲載する広告で収入を得る事業者や、なども存在する。また、オークション成立後の個人間売買のための決済、物流などの個人向けサービスも登場している。企業間の取引や、消費者への販売の新たな手法として用いられるケースも増えている。また、自治体なども、従来難しかった動産の競売をインターネットオークションで行ない、成功している。違法な物品が取引されたり、落札者が代金を支払ったのに商品が送られてこないなどのトラブルが問題であるが、監視の強化、エスクロー・サービスの提供等により、解決が図られている。